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2012年7月8日  由良
写真は油戸北側の土砂崩れ通行止め箇所。珍しいので,ついここまで出てみました。油戸から加茂間は現在通行できませんので水族館に行く方は気をつけてください。
ところで,ここまで来ても庄内空港から9km圏内には入ってません。こんな低い高度に飛行機が飛んで来ることはないのですが,一応お約束なので・・・
でも,それを気にしなければ高度300mでも7km先まで行ってリターンできる地形なんです。(凄いよね〜)
『こちとら,空港ができる前から飛んでんだぁぞぉ〜』なんてことは思っても口に出さないです,はい。
今朝は本当にまよったのです。
庄内は朝から快晴で海風が入ってくる予報ですが,ほんのちょっとした強さや風向きで飛べない可能性があり。
白鷹はたぶん飛べるけど,雲は低いし午後になっても雨雲が多そうな感じ。
由良が飛べれば3時間とかいけそうだけど,ダメだったらゼロだし・・・ハイリスク・ハイリターンってやつ?
家を出る瞬間まで決めかねてて,飛べそうとのメールで由良に決定し,行ってみれば強過ぎで風待ち。でも爽やかな海風にあたりながらの昼寝は快適でした。立上げセットを忘れたのは失敗だなぁ
こんな感じで元気のいい雲が育ってました。
本流は強めといってもせいぜい5〜6m。強さ的にはたいしたことがなくても,サーマルっぽい落ち着かない感じで白波も元気。いつもの由良の風じゃないですから様子見を決めて正解です。

自分的には,飛べるだろうと思っても,ダメな日も多いですから,一緒に行こうって人を誘えないんですよね〜。今日は一応連絡だけは入れておいたけど。
で,飛び出したのは15時頃。
朝の快晴が嘘のように低い雲が張り出してきて・・・風は弱まったけど,弱過ぎ?という感じ。しかも正面だった風が北に振れているし・・
でも出てみたらちゃんと飛べました。
管理人さんは用事があると早々に撤退したので,飛んだのはカイエン2さんとおいらの二人だけ。こんな贅沢な空間なのに,もったいない。

そういえば,フライトの余韻にひたりながら帰りの車で聞いた夏のバラード。やたらとビーチとか渚とか2人とかの台詞が出てきたけど,彼と2人ではなぁ・・・
荒倉山のてっぺんに雲がかかる状態で雲底は280m。まぁリッジですから高度的にはこんなもんです。

海風リッジは退屈でつまらないと言う人もいますが・・・木々のすぐ近くを上げていく時が飛んでいる実感があって俺的には大好き。(高く上げてしまうと,バリオの数字だけ見て,飛んでいる感覚が薄れてしまうようで)実は今日,斜面の葉っぱを一枚持ち帰ってみようかと思いついたけど,何とかこらえました(笑)
あと,風が当たっている斜面の裏側から近づいて,シンクやローターを何とかごまかしながら尾根より低くなっても風上側に回り込めて,リフト帯に届いた時の感動は良いですね〜(これってクロカンにも役立つはず)
寒くなってきたと降りてしまうカイエンさん。おいらはせっかくなんで夕凪まで飛んでしまいました。

で,今日の感想。
いやぁ〜由良ってホントにいいですね。乱流の一つもないし,いくらでも上げ直しができるし,海に出ても下がらないし,リラックスして飛べるし,その気になれば海の上でフィギアも出来るし・・・(高度が低いので,スパイラルなんてやる人はいないですけど)
癒しのフライトだなぁ〜
ここしばらく飛べてなかったけど,いいリフレッシュになりました。