タラノメのサーマル   
1998.5月27日(水)

                                                       
庄内スカイスポーツクラブ
JF7GGS 
ggs@sky.email.ne.jp

5月27日(水) 快晴 グットタイミングな休暇
14時頃,タラノメから本日2度目のテイクオフ,出たタイミングが最高だったらしい。
@テイクオフ前で上げられ,右へ大きくターンするとバリオが鳴りどんどん上がる。山側へ深く戻りながら,レベルを維持(400m)しているのを確認して,
A思い切って左へ270度に近いターン。この時点でバリオが鳴り続けている事からうまく上がれた事を確信し,テイクオフでビデオを撮っていた泉ちゃんに手を振りながら,テイクオフ真上まで上がる。この時の上げがすごく強かったと思う。上げの強さや高度を確認する余裕はなかったが,テイクオフわきの松の木からも結構余裕だったので,高度は+30m位(50mというのはオーバーか)だろうか?。(あとでビデオで確認したい)
C南斜面が見える所まで行って,右ターン,まだサーマルの中にいた。あとで反省するが,ここで前へ少しためてから360度をやれば良かったのかもしれない。でも,もう一度振ってもっと上げられるだろうと思ったし,外れていきなり落とされることを考えれば,もう少し上げてから回したかったので,最初に行った右側のポイントまで行ったら,そこで「スコーン」と落とされてしまった。この落ちがすごくて,また戻ろうという気持ちにはなれず,ずるずると沈むシンクの中で,アンテナ山まで届くのか不安になりながら飛ぶ。

ソアリングしたとは言えないような,あっという間の出来事でした。

飛び出す前に,まだテイクオフを上から見たことがないと話していたのに,いきなり上がれたのはうれしいが,どう考えてもすごく惜しいことをしたようで悔しい。あの強さの上げの中にいれば,もっともっと上がれたと思う。「上がる所で上げないと次には下げが待っている」・「サーマルは由良のリッヂと違っていつも同じ所で上がるとは限らない」を今後の教訓にしたい。それから,タラノメは届くかどうかが心配で楽しく飛べないと思っていたが,今までの考えを改めこの場所の良さを見直しました。