八森初サーマルソアリング
           出来過ぎ?  
 
                   1999.10.10(日)

                                  
庄内スカイスポーツクラブ
JF7GGS 
ggs@sky.email.ne.jp

スタート   11時53分    滞空時間  40分    最高高度   755m(当然自己記録)
最大上昇  +3.8m/s   最大沈下 −4.1m/s

予報では高気圧の中心は東へ過ぎ,天候は晴れ南東のち南の風,波は1m・夕方から曇り。海風が入る事を密かに期待して,早めに出発。PIX・BDS・HBPらと八森へ11時頃到着すると,ほぼ正面から間隔の広いブロー。ちょっと弱いかなという感じで,テイクオフしたのが11時53分。南に向かうが上がらず,すっ飛び覚悟でいつものコースを峰沿いに前に出た時,サーマルにヒット!!回してみたら,ずっと上がりながら回れて,調子に乗って回しているうちに600m位まで上がる。その後一旦南へ向かうが上がらず,450mぐらいで戻って,又同じポイントでヒット。PIXの「風は強くないから流しても戻られるよ」という言葉で,南東へ流しながら回して,なんと755mまで上がってしまう。八森初ソアリングにしては出来すぎ。高さもうれしいが,センタリングしながら中心を探し,旋回を修正して正解だった事がすごくうれしい。
上げが探せなくなりランディングしようと前に出てきた時,沈下が大きく(−2〜3m/s位)ずっと警報が鳴っていた。今までにない大きな下げの中を飛んでいる感じで,アンテナ山の南を通過した時には,左の翼端がいきなり潰された。。
反省 : 飛びながら風が北に変わってきたのに気がつけたはず。(南は下げが大きく,北に向かうと進まない感じ)高度のあるうちに三瀬の山の上を通って海側に出たらどうだったろうか。(峰の北東からの上げを期待出来なかったかな?)


9/26と10/7と10/10の3件あわせての感想
今回はラッキーだったが,いつも同じ風とは限らない。サーマルの傾きや大きさ・強さの違いを感じながら,飛び方を対応させられるように経験を重ねたい。また,上げきった後の動きを無駄無くするために,もっと周りの状況に注意して考えながら飛ぶべきだと思う。この3つのフライトで非常にいい経験が出来た。次回からはドラッグセンサーで対気速度をチェックして飛ぶ予定。