強過ぎる上げが恐かった由良
 
1999.10.30(土)

                                                   
庄内スカイスポーツクラブ
JF7GGS 
ggs@sky.email.ne.jp


 スタート   11時03分    滞空時間  44分    最高高度  296m
 最大上昇    +4,2m/s   最大沈下     −3.2m/s

10時頃PIXと2人で由良着。雲が多くて太陽が見えない,波のうねりは大きいが白波は少々。予報では寒冷前線が過ぎて,昼前から青空になり北西のち南西の風,波は2mとの事。
中段でしばらく様子を見てから俺だけ上へ。(下で待つより,上からなら出れるし,ソアリング確実と思った)上では15km〜20km程度の強さ(ドラッグセンサーでチェック)で,ほぼ正面の風。クロスで上げて止めようとした時に一瞬体が浮いてしまい,前にかぶるかと思ったが,上手く止めてテイクオフ。(この前の立ち上げ練習が効いている)そのまま前に出るだけで170mまで上がり,「ちょっと強い」と気づく。海の上で北の斜面に向かうと,途中に上げもあり簡単に出られた。北斜面ではいきなり強い上げが続き,ここでも上げ過ぎないように注意。(でも上がってしまうし,中々前に出ない・雲の吸い上げもあったのかも)結構アクセルを使いながら,あまり山に寄らないように気を使う。岩場より前に出ると,さすがに上げが無くなる。(上がらない所を探して飛ぶなんて・・・・なんてこった)
しばらくして,ズブりそうな感じがしてつい斜面に寄ってしまい,どんどん上げられ,アクセルを踏んでもバックする状態。仕方なくテイクオフ前に戻る(飛ばされる)が,かなり北方向で強さも増した感じ。その頃出たPIXと,もう一度北斜面に出ようとしたが進めず,南の吹き流しわきの三角地帯にランディング。

[反省]
由良のソアリングなのに怖かった。無事に降りたが,かなりやばかったと思う。ローターもあったし・・・もっと北側に行ってから山に寄っていれば後ろに持って行かれたかも。中段のテイクオフとその前方が,北側の山のローターの中という感じ。
飛んだのが正解かは別として(出た時の状態はそんなに悪くなかったと思うが)いい経験が出来た。飛びたくて,自分に都合の良い判断に走りがちだが,「由良の怖いコンディション」の教訓にしたい。