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2016年 8月 7日 鳥海 | |
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いつもと違う角度からの鳥海山。 なぜ山に登るのかって? もちろん,そこに山があるから。。。じゃなくて,ただ単に高いところが好きだからかな。 じゃ,なぜ空を飛ぶのかって? やっぱり,○○は高いところが好きだから。 |
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この山のハイク&フライに20年も前から毎年挑戦している人達がいるけど,今回のメンバーは違った。時代とともに大きく変わってきたのは装備だけじゃなく,気象状況を予想したり共有できる情報かな。コンディションが良さそうなら遠くからでも集まってくる人達。![]() |
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2ヶ月前に比べるとほとんど溶けてしまったが,河原宿付近には大きな雪渓が残っていた。 クリアな視界で穏やかな風,鮮やかな緑の草と黄色の花。暑い日差しの中で氷河のように凍った雪は,まるで日本じゃないみたいだと。つい先日までヨーロッパアルプスを堪能してきた人でさえ,この景色に感動してた。 |
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黄色い花はニッコウキスゲ。帯状にずっ〜と広い範囲で咲き誇っていた。他にもいろんな花が咲いているが,名前を聞いても覚えられない。![]() この長い雪渓が下から見た時に一番高い所に見える雪。心という字に見えるので心字雪渓というらしい。 |
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駐車場を6時頃に歩き出して外輪に到着したのが9時頃。休憩時間を除けば2時間半のペース。こっちのコースを登ったのは初めてで,4〜5時間かかると聞いていたけど意外とスムーズに歩くことができた。(白鷹トレーニングが効いている)![]() |
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外輪から見た新山付近。登山客が列を作って歩いていた。登りはあっち側を通って,帰りはこっち側を降りる人が多いのかな。 神社を見たらとりあえずお祈り。『いつも良い風がおいらに吹きますように』 |
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機体を広げるのに良さげな場所を発見。 ここなら高山植物も傷めないし,風向きも(若干左サイドだが)悪くない。 でも注意力が足りなかった。こういう石があるところではラインを引っ掛けないように細心の注意で広げなきゃ。(いい経験になりました) |
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一番手でテークオフ。 風が良さそうならさっさと出るに限る。 今登ってきた雪渓を見下ろすと2人が準備していた。(途中から3人と2人に分かれてた。) |
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アザミ坂から外輪までの勾配がきついので,この雪渓の上段から出ることにしたとのこと。 ここも1800mほどの高さがあって,笙ヶ岳よりも高く充分に平野まで届く場所。上まで登らずにここから出たのは正解だと思う。 |
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プランどおり,飛び出したら月山森の近くまで出て,右手の笙ヶ岳前を通過してまっすぐ西浜方面へ。 鳥海湖を見下ろしながら鳥海山ど真ん中の谷の上を通過していく。(ちょっとシンクにはまってドキドキ!なんて大胆な) |
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風は東でちょっと強め。 GPSでは対地速度50km/hでL/Dは10程度。速い速度で気持ちよく進むど安定な風。 振り返ると緑グースさんも無事に飛び出したのが見えた。 |
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大きな逆転層の中で雲が沸く心配もなく,フォローの風を示す風車が元気に回っていた。![]() LD予定地として車を1台置いた場所が近づいても高過ぎるほどの高度。迷わず砂浜に向かうことにした。 |
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西浜に到着して600mの高度。高低差2200m,直線距離16000m。 海水浴場になっているビーチは,モナコのゴ〜〜ル!という雰囲気。余裕過ぎる高度で感動! |
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最後に出た白グースさんも追いついてきた。 通ったコースの僅かな違いで到達高度に差が出たみたい。 朝の9時で30℃超過の砂浜からはサーマルが出始めていた。東風も強まって,今日一番荒れてたのが降りる直前。 |
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最後に降りて来たのは緑グースさん。 ということで,外輪〜西浜ゴールは3色のリトルクラウドチーム。 雪渓から出た2人も無事にランディング。浜まで届く高さがあっても回収を考えて車の隣に降りる余裕。 ということで,今回の企画は無事に終了。 大ボケをやらかした俺はちょっと反省中。詳しく聞きたい人は Gmail か line で連絡ください。(レスポンス悪いっす) |