じじエースの青空TOPへ 2010フライト日誌へ

2010年 6月 12日  鳥海山
鳥海山の外輪から湯ノ台の採草地へ。雲に蔽われる前の貴重なフライト。
笙ヶ岳から藤井新田へ飛ぶコースは2度飛んでいたので,調子に乗って山頂の外輪を目指した。
距離的に近い滝の小屋ルートは除雪が終わっていないので,ブルーライン側の鉾立からスタート。
残雪に覆われた鳥海湖(旧噴火口)の周囲にはきれいな花が咲いていた。
この時に背負っていたのは,普段使いのノーマル装備。ハーネスは厚手のポットで7kg近くあったかも。機体は丈夫なAPCO製で,レスキューは初期型ビーマーとくれば,合計20kg程か。担ぎ上げをなめてたなぁ。
鉾立側から登ると,一旦ピークを越えて下る場所がある。この辺まで来てやっと半分か。
正面に見える目的地はまだまだ遠くて高い!そして,迫力が凄い。
先に到着した鉄人は,さっさと準備して飛んで行った。
もう少しという最後の行程がキツかった。途中から左足が痙攣し始めてて,かばいながら歩いていたら右足も攣っていた。飛んで降りられるなら良いけど,歩いて帰るのはムリ!
どうにかTO予定地に到着して,休む間もなく準備。前方から雲が沸きだしていたので早めに出たいが風は弱め。しかも整備されたTOと違って,山飛びは走り難い。
なんとか飛び出して,河原宿・滝の小屋の上空を通ってLD予定地の湯ノ台へ。
真っすぐ向かわずに尾根の上を通るコース取り。
降りて振り返ると雲がかなり増えていた。この後は,山全体が覆われて見えなくなったり,雲が消えて快晴になったり変化してた。
なんとか飛べたことは,とてもラッキーだったし貴重な経験をさせてもらった。