じじエースの青空TOPへ 2010フライト日誌へ

2010年11月11日  九州初日 伐株(きりかぶ)
これが伐株山,所在地は大分県の玖珠町になります。
メサと呼ばれるテーブル状の台地で,大きな木を切ったあとの伐り株のような形をしています。
(その伝説というかお話が結構笑えます)

すぐ近くには同じような形でもう少し大きい万年山(ハネヤマ)があって,山頂付近は広い牧草地になっているので,高く上がった時にはそちらまで飛んで行けるようです。
エリアの受付をしているさつまラーメンさん,店の脇にスカイクラブ『ゼピュロス うんめぇ伐株』の事務所があります。
飛ぶ時にはここで入山チェック,店主さんは天気が良ければほぼ毎日飛んでいるそうで,体験タンデムもこなしているようです。
店の中からTOが見えるし,下に書いた風速計のデータも表示されています。
伐株山の山頂です。広い芝生で展望台があり町の公園になっています。
昼過ぎに着いた頃は,風向きが北西になったり北東になったりするものの意外に穏やかな風でした。
とりあえず飛ぶ準備をはじめたのですが,雲が切れてきたタイミングで南風(フォロー)の強風になってしまい,どう見ても飛べる雰囲気ではなくなりました。
北向きのテイクオフから見た風景です。他に西向き・北西向き・北東向きに出られる場所があり,パラの他にハングもフライト可能です。
降りる場所は写真中央やや左の減反地を年間確保しています。広さは充分で風の心配もなくプレッシャーなく降ろせます。ずっと先に見える河川敷にも降ろすことが出来るようです。
飛べないので風速計の修理に来ていたテレニンさんのお手伝い。いろいろお話を聞かせていただきましたが,この風速計はなかなか良さそうです。

←電源は太陽光パネル+バッテリーで,通信は省電力無線機基盤を使っています。データを数分おきに0.5秒間だけ送るので,電池は長期間もつようです。電波が届く距離も見通せる場所ならかなり遠くてもOKとか。
九州ではアチコチのエリアに付いていました。値段も意外と安かったし,白鷹や高つむじ山にもあったらいいね。

テレニンさんはコンピュータ関係の技術者で,パラ天気というサイトで販売もしているようです。エリア管理者の皆さま,ぜひよろしくです。
午後には一旦解散モードになったのですが,風が収まってきた感じになってきて,どうせだからと夕凪まで待ってみました。
で,結局サイドフォローが収まった瞬間のワンチャンスで飛べてしまいました。記念すべき九州の一本目,貴重なぶっ飛びです。
ホテルについてから,うわさの中洲の屋台を見てみようとウォーキング。でもこちらは準備不足でして・・・地形が頭に入ってなくて(GPSも持たないで)ほとんど迷子状態でした。迷走しながら屋台を見つけたものの,ここで酔ったら帰れなくなると心配で,とても飲める状態ではありませんでした。
写真はキャナルシティ博多,ものすごい人通りでした。福岡市の人口は約140万,都市高速の渋滞も酷かったし,仙台よりもずっと大きい街だったんですね。