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2010年11月14日  九州四日目 耳納(みのう)
FLYING耳納クラブさんで管理する耳納連山かんかけ峠のTOです。車ですぐ横まで乗り付けられ,パラだけでなくハングも一緒に飛んでいます。
東西に連なる山(15km)の地形と高度差(670m),北側の平野の素晴らしい景色を見ただけでワクワクする場所でした。

少し西側にスカイクルーズさんで管理しているグライダー山エリアもあります。当初はそちらに連絡していたのですが,飛ぶ人が少なかったようでこちらへ移動しました。
ホテルを出るまではここに来ると思わなかったので,下調べ不足で集合場所が分からない。
電話でクラブハウスの場所を聞きながら,目標にした田主丸駅です(アヒル?カッパ?のような面白い形をしていました)
後ろにうっすら見えるのが耳納連山,LDはすぐ近くに100×100m程の田んぼを借用,クラブハウスも一発で探し当てました。
FLYING耳納の皆さんは午前中ツリーラン講習中でした。パラもハングも仲良くやっているようで,ちゃんとツリーラン講習までしているあたり,しっかりしたクラブだと思います。

他にハングの大学生が初山頂フライトの人も含めて20人位来ていたようで結構賑わっていました。
パラ部門で最初に出たオメガ乗りの地元ベテランさんです。
TOの風はちょっと強め,でもまだ出れるかなという感じだったのですが,次第に強さを増してきてウェイティングすることにしました。(出てしまえば空中の風は問題ないらしいのですが)
ハングは初心者を含めて次々とテイクオフ。風の強さのわりにはあまり上がらかったようです。
こちらはブーメランのりさん。何度もトップランして最後まで飛んでいました。九州に行く前からブログ(No glide No life)も拝見していましたが,平日も含め,とてもたくさん飛んでいるようです。

風が強めのTOで大失敗をやらかしました。
脇の一段低い所から出ようとして,ちょっと右かぶりだったのでキャノピーの形を整えようとした際に持ち上げられてしまい,後ろにあったハングの上へ。キングポストに接触しながらもハングを潰すのを避けようとブレークを当てて逃げたのは良かったのですが,そうすると後ろに持っていかれてしまい,TOの後ろにトップラン?
機体も人もハングもダメージなく,結果的にラッキーだったのですが,もう少し後ろに行けば電線でした。(反省してます)
めげずに,15時半頃に出てみると,すこぶる良い風。TO前でも左右の尾根前でも穏やかに上がる状態でした。高さは+100mほどですが,東西のアンテナまで行ってくることが出来ました。
写真は一緒に飛んだブーメランのりさんから撮ってもらいました。(ブログに載せてもらったのを借用です)
夕方になるほど穏やかになって,いつまでも飛べる状態だったのですが,パラの皆さんは降りてしまったので私も降りることに。ハングはまだ飛んでいましたが,パラでは最後の一人になってしまった。
今日の足跡です。
ぱっと見た感じでは,左右に振ってまっすぐ降りただけのようですが・・・
TOからLDまで直線で3km以上ありますし,山沿いに左右に振っている幅も同じくらい,LDの上まで出ても高さは400mほどありました。スケールがでかいエリアなんですね。。
東西のアンテナまで小さな尾根も何度か越えましたし,最高高度があまり高くなかった割には,自分としては頑張って飛んだという感じです。
当日の動画です。
ブーメランさんがトップラン後に出るあたり,やっぱり風は強そうに見えますね。

耳納連山ではパング・パラともに九州選手権大会を開催しています。ここから東方向へ,伐株を超えて湯布院の方まで飛んだ人もいるようでして,凄くポテンシャルが高いエリアのようです。