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2010年11月16日  九州六日目 伐株山
朝は青空だったのに昼頃から曇り始め,14時半頃にはかなり暗い空に。風も弱くなって,もうぶっ飛び下山モードという感じだったのですが,管理人さん曰く『うきよる』とのこと。内心,嘘だろう!と疑ってしまった(ごめんなさい)
ところが出てみると,やっぱり上がる。立ち上げもできないような弱い風なのに不思議です。
そういえば,ここは夕方から良いコンディションになると聞いていましたが,まさかここまでとは。
伐株山のお話しです。
確かに伐株のような形の山なので,こうゆう話があってもいいですね。それにしても

身の丈九百尺の大男って・・・270m?
木の先端が届いたのが・・・長崎
鳥の巣の落ちたところが・・・鳥栖
ここまでくるまいと思ったのが・・・久留米
ちょっとだけグラッと揺れたのが・・・小倉

いいですねぇ。こーゆーの好きです。
展望台で見ていたお姉さん達に手を振ったりしながら,とりあえず一時間位飛んでトップラン。
もういいかなぁと思ったのですが,回収の車はあるから下まで飛んで来いとのこと。せっかくなので,もう一本飛んで降りました。
ちょっと離れたところからみた伐株山です。それっぽい形に見えますね。後ろに見えるのが万年山(ハネヤマ)です。昼頃,見物に行ってきたら,遠くに九重連山の煙が見えました。

昔はここに山城があったそうで,馬を走らせた道も残っています。向かいの山にも別のお城があって,川を境に対立していたとか。午前中,そちらの城跡も見て回りました。
工事中のグランドと野球場です。この辺まで出ても全然下がらない状態でした。アーベントのような穏やかな状態,これぞ伐株マジックか。
当初,トップランするしかないとリッジ帯から離れずに飛んでいたのですが,こんなことならもっと早く前に出てみるべきでした。
ランディング場です。
気が付くと立ち上げ練習をしている人が2名,長崎から来られた英語の先生でした。(山頂まで乗せてもらいました。ありがとー)

緑色の草がある3枚以外の田んぼには,アルファベットの記号がついていて,間違ってそちらに降りると罰則のペナルティがあるようです。(稲刈りした後は分かりませんが)でも,充分な広さはあります。

夕方になって街灯が点きはじめた頃,練習生の(初?)山飛びにお付き合い。というかTOディレクター代わり(!)を任命。
出てしまえば大丈夫ということで,ちゃんと立ち上がらない時だけストップするよう頼まれました(ちょっとドキドキ)
でも,風も安定していて問題なくテークオフです。
本日のビデオ。
最初に上がってる〜って声を出したのは,絶対上がる訳ないと思っていたから(笑)
吹流しの風を見ても弱いですよね〜

三回目の伐株でしたが,この前とは違うコンディションで飛べて,行ってみて良かった,正解です。独特な形の山も面白くて好きなエリアになりました。