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2016年 1月 23日  由良
曇り空で昼過ぎまで西北西の風4〜5m/s,午後は北風に変わって弱くなる予報。由良の天気図じゃないけど,行ってみる価値はあると思った。
ところが到着した直後に,海から雪雲が接近してきて大吹雪状態になり,一時撤退。レーダーの雨雲実況にも6時間予報にもそんなのはなかったのに,海の温度が高くて寒気が入ったので発達したのかな(と思う)
コンディションを予想する際の経験値アップにはなったかも。
昼頃に戻ってみると,雪はやんで飛べそうな風になっていた。登り道に積雪はほとんど無し。庄内平野は30cm程積もっていたけど海岸線は違う。
   
BGDの吹流しは細くて丈夫なのか健在。他は爆風で飛ばされたり倒れたりしてた。
セッティングして出ようとしたらTOに風が入らない。南斜面はしっかり吹いていたので,風向きが北に変わった様子。
弱い横風で沈するのは嫌なので,由良トップまで担ぎ上げてみた。山頂は北っぽいながらちゃんと前から吹いていて問題なくテークオフ。
お師匠さまは中段からタイミングを見て出てきた。
出てすぐに南側で振って上げたのはいいけど,風が北過ぎ。
当初の作戦では,早い時間帯に北側に回り込んで1時間位フライト。荒倉山で上がれば雲の下を北西風に乗って金峰山まで飛んで,そこで北風ソアリング。まぁ妄想するのは勝手だよね(^_^;)
現実的には北側斜面に出ることすらできなかった。雪が降ったのと寒気で荒れてたので仕方がないか。
マイ吹流しが@からAの向きに変わってきた。(TO前の斜面がローターになりそうな向き。)
トンネルとの中間あたりに吸い上げのような強いリフトがあって,しかも吹き抜けていて前に進み難い状況。ドキドキしながらアクセルを踏んで,海の上で高度を下げて我ながら上手く降ろすことができた。
普通のパラなら,アクセルを踏んでも張り付いたように進まず,高度を下げようと翼端を折ればバックするレベル。グースって凄く良い機体だとあらためて実感。PW誌2014.10のトムさんインタビューを思い出した。
午後は予報通り北西弱めの風になったので,湯野浜へ移動。狭い北側斜面でジャンプするチャイナさん。風が弱すぎてソアリングにならない。
強ければ飛ばされるし,弱ければ浮かないのはしょうがないか。ちょうど良い時は由良で飛ぶからね。スクール生の講習に使えそうな斜面もあった(ゴミはあるけど雪はないし)
浜に落ちていたプラスチックの筒を立ててみたら,飛びながらドロップキックをするお師匠さま。この上に立ってグラハンできたら面白いかも。
  
最近,小型カメラを目の前に付けるのが流行っているとか。ドラゴンボールのスカウターみたいに写りを確認しながら撮影できるらしい。