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2016年 12月 4日   白鷹
強めの風ではセッティングが大事。ブレークを持って体勢を整えるまでは,不用意に機体に風を入れないんだ。
親切に広げてくれようとした人に断ったけど,気を悪くしないでね。風の力で簡単に広がるし,そういう置き方をしてるから手伝いなくても大丈夫。
ラインを持ったり近くにいたりするのは逆に危険なので,頼まれなきゃ触らないほうが良いと思う。
今日の白鷹には岩手のMAPSさんはじめ,たくさんのパイロットが集まった。
空はピーカン,平野は雲海,風は左サイドでちょっと(かなり)強め。
風が納まったタイミングで飛んで行く。
白い朝日連峰と雲海がメチャきれい。これだけ見ると,ここはどこだ〜という感じ。
でも,左からの風でLD方面に流されるのは仕方がない。
昼過ぎ頃から徐々に風向きが良くなってきて,南斜面で粘りだしたのはブーメランさんとスイフトさんかな。
置賜盆地全体が白い海状態で,鷹戸山へ繋がる尾根が半島のように見えた。
2時前頃から高層雲が張り出して,サーマルが期待できなくなると思ったら,意外に良くなってきた。
風速が落ちて風向きが良くなり穏やかなリッジソアリング。
写真は岩手のシグマ乗りさん。左奥の蔵王も綺麗に見えた。
こちらはU-TURNのLIGHTNINNG(ライトニング)乗りさん。綺麗なだけじゃなくて,高性能なのにとても軽い機体らしい。(実はブラックライトからの流れで電灯のライトだと思ってたけど,軽いライトなんだね)
写真じゃよく分からないけど,今日は月山と鳥海山もはっきり見えていたんだ。
やっぱり気になるあっちのエリア。
あの辺が高つむじだとして。。。もしかして十分一はガスの中かな〜?
風向き的には南西正面で良さそうだと思ったけど,白鷹で正解だに。
とんびのLINEアルバムからお借りした。
夕方になっても消えない雲海はちょっと珍しいかも。パイロット的にはサーマルが出るように雲海なんか無い方が良いのだが,こうやってみるとなんか幻想的でいい感じ!
昨日の由良は十分一のようなバブルサーマル,本日の白鷹は由良のような穏やかリッジ。先入観や固定観念にとらわれちゃいけない。いろんなコンディションがあるから面白いんだ。
雲海の上を飛んだらどこに降りるのか?やっぱりトップランしかないのかと心配してくれた人がいたけど,ランディングは雲の上なので問題なし。標高で500m程あるから十分一のTOレベルなんだ。
ということで,実は雲海の真上は飛んでいなかったりするのでした。