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2017年 3月 5日   由良
真上からみた海岸線。見慣れないと迫力があって怖い感じもするかもしれないけど,綺麗だと思ってみれば大丈夫?海に降りるのは絶対ダメだけどね。
風は安定しているから,高度処理がちゃんとできれば降ろすのは難しくないんだ。
雲の流れは結構速いのにTOの風は弱め?管理人さんは由良トップまで担ぎ上げないと厳しいと教えてくれたのに。。。
俺が中段に着いた頃は元気なブローが入っていたので,大丈夫だろうと出てみたら・・・やっぱり弱くてまさかのぶっ飛び!(海抜50mからのぶっ飛び=2分)
新潟方面のお姉さんが飛びに来てくれて,何処かで見たことがある装備だと思ったら。。。なんと!教祖様直伝の白グース+緑のリバーシブルハーネス。これに軽めで乗って,スピードも出るし浮きも良いし,調子良さそうに飛び回っていた。コンディションやエリアや目的に合わせて装備を使い分けるって理にかなっていると思う。
風は南っぽくて北側斜面に突っ込む勇気がなく様子見してたけど,管理人さんは油戸までグイグイ。行った先でも上がって,ちゃんと帰ってきたのを見てたけど,やっぱりそこは遠慮したい雰囲気。だって,ほんのちょっと風向きが南に変わったり風速が上がったら,200m位の高度じゃ全然余裕ないじゃん。(ちなみにこの時の風は南南西4m/s位)
由良へ向かう途中,夕べ録画してたアナ雪を流してテンションアップ。
 aiのparaで 空へ風に乗って
 aiのparaで 飛び出してみるよ
 何も恐くない 風よ吹け
 少しも寒くないわ
aiのpara=今日はS字君をチョイス。か弱いリフトをしっかり捕まえてくれたし,意外と風上に向かってすすむ君
風の雰囲気が変わってきたのを感じて様子見ながらチャレンジ。南のトンネル山に向かう時は,海の上を通るのが普通だが山側を通ってみた。南風のローターが心配だったが,そこから(リーサイドサーマルが)上がってるような気がして恐る恐る前に出たら意外に行けた。俺的には画期的なコース。団地や南斜面からのサーマルがあったけど,上げ切れなかったのはこの次の課題だな。
ついでに,少し北っぽくなったことを感じて油戸へ向かう。高度を落とさず着けたのでそのまま荒倉山側によると,リッジというよりアーベントのような穏やかな上昇風。
写真で分かるように,積雪はなくて乾いてる。日差しがあれば広葉樹からサーマルが出るんだ。ちなみに今日は長靴ではなくパラブーツで飛んだよ。春だね〜
ガツンとした上げはなかったけど,ヘロヘロ回して450m程。庄内平野の田んぼの雪は消えて,どこでも降りられるけど,クロカン行くにはちょいと高さ不足。
ところどころに浮いている積雲は1000m位で,そこまで上げれば月山のふもとまで行けるのか。でも上がっている場所が近くに無い? その見当をつけて突っ込むべきなんだろうけど('◇')ゞ
カレラさんが飛んだ頃には,穏やかな北西風という感じになった。(これが由良の普通の風か)
今日は3時間近く飛べたけど,コンディションは次第に変わるもの。リッジだからいつも同じで直ぐ飽きるなんてことはなくて,いいタイミングになった時に空中にいられるように粘ることも大事だな。(その変化を感じられることも)
今日の足跡。
ほとんどの時間TO南斜面で粘ってたけど,一番下側の軌跡が俺的には画期的だったんだ。ホントは後ろの展望台の方へ流せないかと狙ってたけど,そのまま山の人になったら笑い者だし。
でも,まだまだ飛び方の可能性があって,セオリー的にこうであるべきだと断定できないことが面白いね。