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2018年 5月 12日  南陽
風は弱めで穏やかそうな1本目はS字&イージネス(リバース・エアバッグ)の組合せ。冬期間は寒いのもあって担ぎ上げ以外ではあまり使っていなかったけど,体重移動のチェックも兼ねてこれで飛んでみたいと思っていた。
朝からトンビが回っていたし,出てすぐのサーマルでちょっとだけ上がったぜ。でも,回し方のイメージが少しつがう!と思た。
2本目はグース&イージネスをチョイス。
ハング先生が前の方で上げていたのをチェックしてたので,山際を捨てて前に出したらビンゴ!半島中間位で南西から谷側に流れるサーマルでグリグリ。やっぱりグースの旋回が気持ちいい。新人さん講習中のタンデム機に近寄り,対角線で回しながら一緒に上げることが出来た。初ソアリング体験で一緒に上がっていくこの感覚を喜んでくれた様子でなにより。
3本目はそろそろ強めの風が入って来るかと,グース&ディライト(軽量ポッド)を選択(こっちのハーネスの方がアクセルが踏みやすい。)
またまた半島の上で回しているところに合流したけど,なんか後ろに戻されるような気がして。ハッツキでは上げてる機体も見えていたので,高度があるうちにとこのサーマルを無視して突っ込んでみた。
ところがヘロヘロとハッツキ山の麓に着いた時には高度がない(対地100切ったかも)。メインLDには届かない高さだけど降ろす場所は今なら大丈夫。麓の小さいサーマルで丁寧に回し続け,ハッツキ山トップまで上げ切ることが出来た。
(((o(*゚▽゚*)o)))やったぜ〜,3本目はこのサーマルで大満足。いくらでも飛んでいられる高度まで上がったけど,明らかに強い感じで更に強めになってくる気がしてさっさとランディング。もっと高い場所にいる2機が目立たなくて気づかなかったのは失敗だったな。(逃げ足早すぎた)
2時半頃から急に風が弱くなってきた。まぁ傾向は予報どおりなんだけど,早まったかな。3本目飛んでいた頃が一番強かったみたい。
で,ハッツキ山から高つむじ付近でず〜っと飛んでいたのはベテランパイロットのキュア乗りさん。今年,100km超のクロカンを立て続けに3本飛んだなんて,やっぱり只者ではない。穏やかで良い風とのレポートで4本目に向かうことになったのれす。
4本目はS字&ディライト。これで,キャノピーとハーネスの組合せ4種類をコンプリートだじぇ!
風は西っぽくなってきたので高つむじからテークオフ。出てしまえば高つむじでも十分一の上でもハッツキ山でも上がってた。
ハッツキ山ではリッジというよりは夕方のサーマル。アーベントというにはパワーがあったと思う。こんな曇り空なのに意外な上昇風があるものだ。
高度がとれ,斜面に戻ればすぐ上げ直しができるので,ウイングオーバーとかいろんな芸の練習ができたみたい。
今日の足跡。
最近は天気予報やいろんなデータでコンディション予想がし易いけど,やっぱり丸飲みにしちゃだめだね。いつでも逃げられる体制で様子を見ながら,許容範囲内ならあきらめない心の強さが大事かな。でもガマン大会じゃないから早めに逃げるのもありだけどね。
あと,ハーネスは全然違う感じだけど,使い分けることで違いに気がついて,基本に帰れるというか,新鮮な感覚で操作できとても有意義だと思う。ということで,今日はとても良いフライトが出来た。