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2018年 5月 27日  白鷹
寒河江付近は昨日よりは穏やかそうだったけど,月山付近の高い雲はレンズ雲のような怪しい形。
白鷹は暗い雲はあるものの風は弱そうで動きは少なく白鷹長井方面は明るい空が見えていた。
白鷹で飛ぶ機体の中でも多分最高クラスの性能を誇るオゾンDクラス2ラインライザーのゼノさん。独特のテークオフで飛び出していく。
たまにパラから飛ばされていると思える人もいるけど,このお方は全くつがう!機体が飛びたくないよ〜って言ってても鞭打って無理やり飛ばしてしまう感じ。だってキャノピーの端まで空気が入って無くても飛んでるんだもん。
一本目から良い感じの上昇に当たったんだ。だけど,頭の上には黒い雲があって上昇率も良過ぎ。LDから見てても結構発達した雲だと聞いていたし,調子に乗って上げ過ぎちゃダメ。一旦様子見しようと前に外してみたら,ドシンク帯にハマってあえなく降りてしまった。
上げてた人やおらの後の出た人達も降りてきたのでそんなタイミングだったのかもしれない。雲が消える頃は全体的にシンク帯。日が差すとサーマルが出来て雲発生。オーバーキャストでまたシンクというお約束。この頃はしっかり北風だったんだ。
LDでは草刈りを頑張ってくれてて綺麗になってたよ。
2本目は第2の前に回り込んでリフトがあったけど,南西からの吹き抜けになってた感じ。回しながら流していった人たちは尾根の北側で上げてたけど,おいらはそっち側にはあまり行きたくないし,ゲレンデの尾根でも上がるだろうと前に出してあえなく撃沈(こんなのばっかりだね)
ゲレンデの谷の奥まで流してたスクール生さん達は向い風にも負けずちゃんと前に出してきた。たいしたもんですなぁ。でも,お姐さんからの「攻めるね〜」とのコメントが意味深かな。
3本目にして本日一番いいタイミングで飛べたかな。第2前の谷からゲレンデ尾根の上あたりで,雲の吸い上げにつながるようなサーマル。荒れた感じはなくて気持ちのいい上昇だった。
けど,やっぱり直後に雰囲気が変わってリフトを見失ったと思ったらあれよあれよと下がる高度。今日はこんな日だったのかも。(長時間飛んでた人もいたけどね)
新山平付近の高い所から翼端を折りながらLDに向かう赤い人。飛び疲れて降ろすのかと思った。
最近はソアリング出来るコンディションでスクール生さん達もバシバシ飛ベてるのは素晴らしいと思う。いろんなリスクを上手にこなしてトラブルなく上達してほしいなぁ。
最後は強めの南風。
結局今日の風は予報とは一致しない感じだった。白鷹の地形で独特の風になることはよくあるし,やっぱ予想するのは難しい。
多少違っても(北と南じゃ正反対だけど)それくらいは想定内と思うしかないね。予報じゃなくて現場の風に合わせて飛ぶんだから。