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2019年 7月15日  白鷹
ショップとLDの間あたりで小さいサーマルを引っ掛けたと思って丁寧に回してたら上昇が良くなってきて真っ黒な雲底に近づいてきた。同じく第3から出て第2前に回り込んだ2機と,フォローを無視して無理やり第1から出た1機が同じようにソアリング。雲は黒いけど上昇は安定しててしっかり上がる。最近にない至福のソアリングで,こりゃ〜まぎれもない白鷹マジックだべ。
今日の山頂は朝から雲の中。寒河江方面も山形方面も長井方面も晴れているのが見えるのにここだけ雲が低いという感じ。でも昼前には下が見えてきて,ダミーが上がらなくても競技ゲートオープン。雲底はテークオフレベルで上がらなそうでも選手たちは果敢に飛び出していく。
とりあえずスタートパイロンをとって第二パイロン経由で神社まで回ればミニマム。いくらかでも上げなきゃ厳しいのでは?と思いながらも,スタッフ一同タスク成立に向けて応援していた。
日差しはあるように見えても上がらない。ちょっとピッチアップしただけで,『そこだ!回せ〜』と叫んだ人がいたとか。でも回すほど高度をロスするような状態。
第1パイロンをとるとLDが遠くて(下は北風だったりして)いろいろドラマもあったようで,上から見ている分には盛り上がってた。
ゲートクローズの15時が近くなった頃,風は第3にコンスタントに入っていて出易いけどここから出るとパイロンは遠くなる。
リフライトは何本でもOKなのに小雨がパラついてきたこともあり飛ばずに車で降りた人もいたみたい。せっかく上がったのなら,とりあえず飛べばいいのにな〜
15時前に第3から出た人達は,ほんのちょっとだけ惜しかったかも。
ここからコンディションが劇的に変わるなんて予想出来たら(おいらはあるかもしれないよと言ってあげたんだけどね)大どんでん返しのタスクゴールも夢ではなかった。最後までチャンスをあきらめちゃいけないね。
で,ここで一番上の写真に戻る訳で。
選手たちを見送った後,スタッフの下山フライトで飛んでみたら素晴らしいコンディションが待っていた。ダミーだから上がるところを教えてあげるのが仕事といっても,やっぱ遅過ぎか。
でもまぁ,こんな天気でも上がることもあるんだと,白鷹はまだまだマジックが豊富とアピールになったかな。