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2019年 7月20日  寒風山(初日)
先週末もその前の週もそうだったけど,ここのところ寒風山のコンディションが良さそう。梅雨前線が停滞して全国的に悪天候なのに前線の北側は快晴で風も穏やか。そんな予報が二日も続くなら来てみる価値があると思ったんだズ。
午前中は穏やかな南東の風でS字君で一本飛んでみる。ここからショップ前まで高低差100m程のあっという間のぶっ飛び。でも,テークオフもランディングも凄く広くて遠くに見える海岸線もきれいで気持ちがいい。飛ばなくてもここで立ち上げしてるだけでも楽しそう。
昼頃から予報通り北西の風が入ってきて展望台脇へ移動。サーマルも発生して地元パイロットがお手本を見せてくれた。
ここからだと大噴火口(?)の外輪全体がよく見える。これって,今井浜の大池とよく似てるんじゃないか。と気になって距離を比べてみたらこっちの方がちょっと大きいみたい。
(左 直径約950m  右 直径約700m)
とんびチームも頑張りました。ボナンザさんは曇ってみんなが降りてしまったタイミングでもずっと上空待機。地元さんからあの人凄いとの囁きが聞こえたので,バリバリのコンペチターさんだと紹介しておきました。ついでに白鷹のレディースさんは4,5時間は普通に飛んでるよと誇大PR。
おいらもタイミングよく出れてテークオフの上でトップアウト。回転展望台を上から見下ろせるなんてラッキー!
ちょうど北からの風とサーマルで頭の上に雲ができてた。シアーラインみたいにつながってこの雲を上手く飛べばクロカンに出られることもあるらしい。
下から見上げる展望台。イオタさんはみんなが出るのをサポートしてくれて,そのご褒美か良いタイミングで飛べたみたい。(一説には,邪魔な人をさっさと飛ばしてタイミングを見てたとかww,そんなことはないですよね)
キョンさんも頑張ってた。
先に見える尾根はパラロードと言うらしく,右の盆地で発生したサーマルがこの斜面に上がって来るので,まっすぐに突っ込んでいけば低くなっても上げ直せる。この風向き(写真で右から左)のパターンなのかも。
リンクスさん降りてくるところ。
農作業が落ち着いて久しぶりのフライトとか。プレッシャーがない穏やかエリアはリハビリフライトにも向いてるかもね。
ただ,降りるとすぐに迎えの車が来るのでゆっくり休んでる暇がない。いくらでも飛べるのは嬉しいけど,意識的に休憩とって水分・塩分を補給して熱中症に要注意だね。
夕方になるほど良くなることも多いらしく,今回も4時頃から癒しのソアリング。翼が小さいグースでもラインの短さもあって斜面すれすれまで寄って尾根上まで上げることができた。木がないのでホントに近くまで寄れるし,リッジだけじゃなくサーマルが混じってるのが面白い。
ランディングはとても広いけど,草を刈っていないところはイバラとか結構深かったりするので気をつけた方が良いみたい。
今回は地上4〜5mでもリフトを感じることが多くて,聞くところによれば全体がサーマル源になってなかなか降ろせなくなることもあるらしい。だとしても荒れてるような感じではないので楽しいだけかな?