じじエースの青空TOPへ↑ 2019 フライト日誌へ↑

2019年 8月 12日午前  岩木山
日本100名山の岩木山は1625m。その8合目まで登れる津軽岩木スカイラインはつづら折りのカーブが69もあるバイク乗りの聖地?40年も前からハンググライダーやパラグライダーが飛んでいた山だが,現在は残念ながらフライト管理者は居ないとのこと。なので,山岳フライトになってしまう。今回はこのエリアを知る案内人さんからサポートしてもらえて大感謝。
前から湧いてきた雲に覆われても視界が回復するタイミングを待って準備。山飛びはチャンスを逃してはいけない。
先頭は宇都宮のオゾン乗りさん。東北方面一人旅だったようで,前日の寒風山で一緒になって合流。また新しいエリアが増えて良かったね。
続いてグースMKVの組長。
こういう狭い場所から出る時にラインが短いというのはとてもうれしい。もし風が強くなっても前に出られるのもいいね。
浮いた瞬間に変な声で吠えていくもんだから観客が気づいてしまった。
そしてミキティさんは変な場所?ちゃんとTO前にいたんだけど,小山を登りながらのテークオフ。
風の影響で多少機体が動いてしまってもちゃんとコントロールして出ていける。大したもんです。この面白い動きでますますギャラリーが増えた?
続いておいらも難なく飛び出せた。
雲が切れている間に1機しか広げられない場所から全員スムーズに出れたのはサポートしてくれたS様のおかげ,ありがとうございました!
テークオフ前でも上がるようなリフトがあったけど,調子にのってウロウロしてると雲に包まれたり届かなくなったりするリスク。なのでさっさと前を行く3人を追いかける。
アクセル踏んで追いついた。しかもこちらの方が高い。これってなんて言ったっけ?ぺねとれーしょんが良いとか,よく分からないけど。。
まぁ,やっぱりこの機体いいよ。
追い越して前から撮影。後ろの岩木山は雲が張り出してきてが隠れ気味。テークオフで手間取ってたら出れなくなってたかも。
ランディング予定地まで出て余裕過ぎる高度。鳥海山の笙ヶ岳―藤井新田に比べてもL/D的に近く,よほど風が悪くなければ届かない恐れはなさそう。
しかもグランドや畑から穏やかなサーマルが出てて上げ直しができた。なんて素晴らしいタイミングで飛ぶことができたのか。
朝,岩木山神社の前で手を合わせたご利益か。ちなみに運転手の組長は神社に気づかずに素通りしてしまったらしくサーマルなんてなかったと。
地元の人もめったに飛ぶことができない貴重な体験で大満足。
記念に動画をアップしてみた。BGMは適当。