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2019年12月 1日  南陽
10時頃に到着すると見事な雲海。鳥上坂の手前までは快晴だったんだけど,ここから南は置賜盆地という境界が分かり易かった。この雲海を見るためにカメラマンや撮影スタッフも含め大勢の人が集まっていた。雄大な景色は感動ものっす。
それにしてもハングのセッティングが早いなぁと思ったら。。
かすかに地表が見え始めたタイミングで飛んでいく。雲の上に自分の影を映すブロッケン現象が目的だったらしい。練習生でもそんな景色が見られるって,かなり恵まれている環境かも。
パラチームも好きなタイミングで飛べるけどちょっと様子を見過ぎたかも。寒いのでしっかり冬装備で風待ち。ワンちゃんも暖かそうなワンピを着てすり寄ってくる。
  
昼になっても逆転層が消えるどころか,高層雲が張って東気味になりかえって渋くなってくる感じ。とりあえず抑えに一本飛んだのは13時過ぎになってから。こんなにしっかり澱んでる空気が見えるなら上がるわけがない。
12月になってそのうち積雪でぶっ飛びすら容易ではなくなる。そう思えばせっかくだからと2本目も飛んでみた。幻想的な景色を見ながら穏やかにぶっ飛ぶのもまぁいいかと。
それにしても上空は強めのウェーブっぽいレンズ雲が見えていたのに予想外の穏やかさ。さすがの置賜盆地,だからこその濃霧。
久しぶりに南陽に行って久しぶりにお会いした方々に聞いてみると飛びに来たのも久しぶりという人が何名かいたりして。
今年ラストになるかもしれないタイミングを逃さずに来てるのはさすがだけど,あまり飛びに時間をかけられないのかな〜 ちょっと寂しいような・・・
とりあえずターゲットを狙ってみたりする。ちょっとオーバーしたのは浮きが良いからなんて言い訳にもならないね。実は渋々コンディション向けにOPTIC2+エアバッグハーネスの軽量セットにしてみたんだ。低速に抑えて沈下させるのとスピードつけて伸ばした時の差が結構あってコントロールの幅が大きくていい感じだよ。
地表は心配したよりは濡れてなかったけど,例の試験的な浮島の跡が池になってたのは驚き。