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2020年2月15日  サイチャ(台湾)ツアー  フライト2日目
市内の屏東公園で野生のリスを発見して感激していたら,怪しいオジサンが口笛を吹きながら樹に近寄って,なんと掌の餌をリスに食べさせている。(リスが木の上を飛んだりしながらたくさん集まってくる)なんだこりゃ〜な風景,スゲーぜ台湾人。
  
エリアに着くと良い感じの風と青空。先週までは日本人フライヤーが100名程来てたらしいが今週は少なめ。ゆっくり準備して好きなタイミングで飛べるのがうれしい。
陽射しは強くて最高気温は30℃近く,熱中症に気をつけて水分補給しながらうっかりミスがないように注意だね。
既にソアリング出来る状態なのを見て,とんびチームも準備開始。今回は以前のイメージと違って,ガスってるような(視界が悪いけど穏やかに上がるような)状態ではなくガッツリ系のコンディション。聞くところによるとサーマルの質が変ってきたのだとか。山形でも雪が降らない状態だし,ここだって温暖化の影響で異常気象と言っても不思議ではない。なので,あまり強くなり過ぎない早目の時間帯が良い感じ。
回収のマイクロバスは1時間毎の定時運行にしてくれたので,無理して長時間飛び続けるより休憩のためにタイミングを見て降りるのが良さげ。右側の色が違う場所はパイナップル畑。水掛けが不要で甘く育つので栽培増加中らしい。
LD内の奥に見える道路より沖側(川の方向)は飛行禁止。何故かというと。。。
軽量飛行機がかなり低い高度で次々と飛んでくる。(ラジコンじゃないよ)。橋の手前にある飛行場の着陸コースになったらしく,パラエリアとの空域境界はLD場内の(上に写っている)道路なのだ。それにしても昔はもっとボロイ,ハングみたいな機体だったのにカッコ良くなったね。
  
今回も上がったらとりあえず北方向の朝日山へ。前日よりも雲底が高め。下に写っているのは案内人のハルさん,先の山まで行って戻ってきたところ。
昔はクロカンと言って30km程先までぶっ飛んで行ったものだけど,最近はいろいろ問題があったりしてエリアの空域も決められ,なかなか難しい部分があるみたい。変なところに降りたりせず,ちゃんと戻って来るのが流行りなんだとか(難しいけどね)
オレンジのキョン様もバンバン飛び回る。さすが巧いね〜凄いね〜カッコいいね〜
写真はないけど,紫のグースMK-V乗りさんもバンバン飛び回ってた。俺もグース持ってくればよかったか。ハーネスもポットの調整をあれこれイジりながら飛んだけど,寒くないわけだしエアバッグで良かったかもしれないなんてね。
こちらはTO南側の三地山ピーク。テークオフ尾根筋のピークなんだけど山は深そう。間違っても沈なんかしたくない。ちなみにちょっと昔,右の奥に見える方向の山に入っちゃった人や左奥の斜面で一晩過ごした人もいたとか。山には毒蛇がウジャウジャなんて話を聞くと,ますます謙虚になって前の方で穏やかに飛びたくなるっす。
山の尾根よりも前に出たらかえってよく上がったりする。南方向に出しても全然下がらずゴルフ場通過。夕方になってもこんなに遠くが見えるんだからやっぱり昔と違うのかも。たまたま前線が通過した後だったからなのかもしれないけどね。
ゴルフ場の上空。だいぶ日が傾いてきて影が長い。5時半にはバスが出るから間に合うように降りろという話で降ろそうとすると,5時20分頃の夕日が綺麗だからゆっくり堪能してくれと。どっちなんだよと一人で突っ込みながら,こういう風は嫌いじゃないので満足できますた。
夕食は行列が出来る有名店と聞いて行ってみたら,待ち無しで座れた(直後に行列ができ始めて超ラッキー)ワンタンスープとマージャー麺(小)合わせて70元(約280円)。美味しかったよ。