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2020年 9月 21日  由良
8時頃にはエリアに着いたとLINE。由良では7:40頃に竜巻が発生したらしいと全国ニュースで言ってた。向かう途中の月山付近も土砂降りの雨で,普通はこんな日に飛べるのかと思うけど・・・。実は寒気が抜けて急に回復してくるこういう日が良いんだよ。11時頃にまだ白波が残る中,風は安定してると飛び立つデルタさん。
由良で飛ぶには「ライフジャケット・フロート類」の装備が必須になった。万が一,海に落ちた際に溺れないための安全対策。これまで事故はなかったけど,起こってからでは遅いということでタイプの指定は特にない。
参考までにこれは釣り用のライフジャケット。ポケットがいっぱいあるけどハーネスの下に着込むのはちょっと窮屈かな。
これはベルトタイプ,水に入ると自動的にボンベのエアで膨らむ仕組み。ただ,腹に巻いてて膨らんだ状況を想像してみるとちょっと微妙かも。
ちなみに,ハーネスのムースやエアバッグが浮くので水に入るとお尻が上がる状態になる。顔の付近に浮力が欲しいと思うのだす。
ガスで膨らむ赤い部分が肩から胸にくるベストタイプ。薄いのでハーネスの中に着込んでも邪魔にならないみたい。釣具屋やネットでも買えるようで,このタイプが一番お勧めのような気がする。
で,おいらが選んだのがRESTUBE(レスチューブ)という商品。軽量コンパクト・ドイツ製・在庫ありが気に入った。(ポチってから2日後に着)取付ベルトが長過ぎたけど,ちょうどいいのが見つかってバッチリ。
他にも,ポシェットタイプとかポーチタイプ・リストバンドタイプとかいろんな種類があるみたい。空ペットボトルや海で拾った発泡スチロールとかは・・・・ナイカ
で,飛びの方は・・・
強風が急に収まって中段からテークオフ。機体がバタつくような風が吹いていなかったので出易かった。出てしまえば正面バッチリの風が入っていて,いつものボールで難なく上がる。上にできてた丸い雲が面白い。あんな形のサーマルかな。
由良ベストの風向きは西北西。北側斜面で上がるはずと言っても尾根より低く突っ込んで行く気にはなれない。様子を見ながら上がってしまえばバンバンですた。
リッジの風ではせいぜい200m程しか上がらないが,寒気が残ってるせいか穏やかなサーマルで500m以上。デルタさんと一緒に荒倉山の上でセンタリングできた。庄内平野は稲刈りが進んで降ろせる場所が増えている。サーマルを追いかけて流していくのもありだったかも。
北側斜面と言ってる場所の南半分。写っているのはBASEさん。今日はデルタさんとグースと3人だけ。由良としては多い方とは言わないけど標準的な人数で,地上も空域も密にならない。
ここに海から良い風が当たってリッジがとれるんだけど,今日はこの辺から上がりだしたサーマルが荒倉山に流れてた。
後半は予報通り北西の風になってきて,南のトンネル山付近でも変なサーマルができてた。デルタさんは白山島の上まで行ってきたらしいが,おいらはここまで。あっち側に降ろすつもりで行けばサーマルがありそうなんだけどね〜(そうやってお師匠さまは変な場所に降ろすのかなぁ)
今日の足跡。
海岸線だけでなく山の上で回してる感じが分かるかな。
リッジは同じ景色ばかりであきるという人がいるけど,フライトの可能性はまだまだあるし,奥が深いと思うんだ。
で,フライト後には残ってた部分の草刈りと後始末。今日も有意義に過ごせますた。