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2020年 10月 3日  白鷹
今日はオプテック2に軽量ハーネスの選択。日差しがなくサーマルなんて期待できないと思ったけど,ちょっと強めの南西風で滞空時間を稼げた。
緑リトルさんが積極的に飛び立つ。ウインドダミーの役割を発揮してくれた彼の飛びが後にとても参考になった。
南斜面のリッジもだけど,前に出て高度が下がってからのゲレンデ尾根南斜面でのソアリングを見て,そんなところで上がるのかと気づいたのだス。
似てるけどこちらは黄色リトルさん。
風は南っぽくて,テーク前の半島よりも北側にこぼれてしまうとシンク帯だったみたい。おいらも一回そっちに行って焦って戻ってきたけど,釣られたファントムさんはそのまま沈んでしまったみたい(別に騙した訳じゃなぃよ〜)
斜面に寄ればどこでも上がるリッジじゃなく,南斜面の中でも前の尾根に沿って上がってくる場所にリフトがあった。尾根の上より前の急斜面の上あたりの方が上がったりする。風は結構強めだけど安定。リフトを探して〇メートル上がったとか下がったとか見ながら飛んでいた。
Ozoneの高性能機さん。こういう時にスピードが出る機体はうらやましい。おいらの機体は軽めでスピードが出ないと思っていたけど,フルアクセルで意外とスピードが出たのだス。降りてから測ってみたら適正範囲70-90の中の85kg,全然軽めじゃなかった。(動きがとろいと感じるのはグース比較だからかも)
基本的に強目の風なので,リフトがあっても回すことなくただ浮いている感じ。回す時は流される分も見込んで他機に注意だね。こんな状況でもアクセルワークやピッチコントロールなどいろいろ試したりすることもある。風が強めになってきたら山から離れて前の方でフライト。
1時間程飛んだ頃,前に出して振り返れば低くなり過ぎてテーク前に戻れない。緑リトルさんの飛びを思い出してダメもとでゲレンデ尾根に着いたら意外と上がる(新山平からの吹き抜けで南斜面で良い感じのリッジがあった。)ここから向い風の中をアクセルを踏んでテーク前に復帰できたのが嬉しい。
皆さんが降りた後,タンデム機が出ようとしてたので空中で待機。昼頃になっても風はしっかり入って出易かったみたい。2時間近く飛んだのでもういいかと前に出してしまったけど,この後に出た人も長く飛べていたのでもう少し粘ればよかったか。
遅れてきたイオタさんと2本目。ハーネスの違いを確かめたくて,機体は同じでポッドハーネスに代えてみた。ちなみにこっちのハーネスには重めのロープとかレスキュー装備が入ってて4kg程重くなりほぼ上限。違いはフムフムなるほどという感じ。
次いで3本目はグースとエアバッグ。
今日のフライトで2つの機体と2つのハーネスの組合せについて,選択の幅がちょい深まったと思う。これから冬装備になるともっと重くなるし,体重を減らして調整したいけどそれが難しいんだよね。
地上は夕方までガスっぽい感じが消えなかった。逆転層の下なんだろうけど,こんな感じならサーマルは期待薄だね。これから高気圧どっぷりの日は雲海が見られる季節なのか。強めの風でリッジっぽく時間を稼げたのはラッキーだったよ。