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2020年 10月 18日  白鷹
自宅付近はガスってて山は見えなかったけど,山に上がってみれば雲の上は快晴で今年一番の見事な雲海。しかも,雲海より高い山並みには陽射しが当たって元気な雲が沸いていた。良い感じのブローも入っていたし,さっさと準備して出るべきだったと後悔。
一番で雲海の上を飛んでいくのは,お久しぶりに九州から里帰りのSさん。ご丁寧に機体にS字マーク入り。これはスカイパラじゃなくてスープエア,この辺ではちょっと珍しい機体。聞くところによると先日お師匠さまが火山の海岸でリッジソアリングした時に一緒に飛んでたらしい。で,ささっと飛んだ後は次の予定がつまってるとかで消えてしまった。(忙しい人だ)
雲海と言っても新山平やランディングはそれほど濃くなく,雲が切れたタイミングでハングの朝練が見えた。ハングメンバーはこの後,南陽スカイパークへ移動。ここでしか練習してないという若者2名が,十分一山の初山頂フライトに無事成功したらしい。スゴイ! このランディング場,広さや勾配や風向きと確率も含めて,実は練習場としても恵まれていたのです。
風は悪くないので果敢に飛び出すイオタさんとファントムさん。南斜面に寄れば何とか上げられるんじゃないかと見ていたのだが,やっぱりまだ厳しいみたい。一旦飛ぶ気になって準備したのに,もう少し待つことに。
タンデムさんも飛んでいく。こんな景色の上を飛べるなんてなかなか無いことなのでタイミング良かったね〜。若者2名様感動してくれたかな。自分で飛べばもっと楽しいと,さり気に誘っておいた。
次第に高層雲が張り出してくる雰囲気だったので抑えの1本目。しばらく前に出て降りてしまったと思っていたオレンジオゾンさんが,なんとゲレンデ尾根先で粘ってた。寄ってみると微妙なサーマルがあるものの渋過ぎる。何回か回したが粘り切れずにランディング。それにしてもこんな弱いサーマルで粘れる彼女は巧い!
写真だと明るく見えるが,昼頃はドン曇りの空になった。風は前から入っているので出るのは問題ないのだが,ぶっ飛び確定だと出渋る皆さん。あるいは諦めモードでさっさと降りて畑仕事(?)に向かう人。こんな空を見るとまた晴れてくるなんて予想できないけど,ネット予報では2時過ぎには回復するとか。便利な世の中になったね。
ソアリングタイムのきっかけになったのはお子様タンデム。イントラさんは調子に乗って回してるし,それを見たレディース陣が次々にテークオフ。楽しかったのか怖かったのか・・・夢で見てオネショなんてしないでね。
  
出遅れ気味で最後になったおいらもなんとかサーマルにしがみついてトップアウト。雲底高度1300程で沸いてる雲とちょこっとだけ戯れたけど,次第に高層雲が張ってきてズルズルと下がってしまう。
3本目も期待して登ってみたけどサーマルタイムは終わった感じのぶっ飛び。まぁとりあえず飛べたので楽しかったよ。