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2021年 7月 24日  白鷹
第1から出て行く人もいたけど大気の状態はまだ穏やかな感じ。第3に弱めに入っていたのでこちらからタンデム機スタート。両脇を二人のオジサンがサポートして飛び出した瞬間,歓喜の悲鳴が谷間にこだました。サイコーに感動したとか,ここまで喜んでもらえると見ているこちらも嬉しいもの。
ニビュークのMみんさん。軽く一本飛んだ後の目的地は・・・
この季節の美味しいスイカや桃のゲットとか。次のタスクに向けて移動していった。
第2に移動して飛んでる人たちの様子を観察。ぶっ飛びを避けるためには情報を集めてコンディションを把握するのだス。
山際は影でも沖の方は明るく組長が回して上げだした。日が当たればサーマルは出る。今日のポイントはそこか!って思もたんだ。
で,第3から出てゲレンデ尾根の上から先を見ると,さっきまで明るかったところが雲の影でやけに暗い。上げてるはずの組長はどこだと上を見上げても発見できず。(既に降りちゃってたみたい)
一応上げてた付近に向かってみても何もなしのぶっ飛びだぴょーん。
2本目は昼食を食べながらタイミングを待った。新山平に日が当たり,フォローの風も弱くなって時々止まり気味なので前から入ってくるだろうと思ったのさ。そして入ってくる前からいつでも飛び立てる準備をしてた。Sドンさんは待ちきれず,ちょっと早かったか。
Hろんさん,ここぞというタイミングでテークオフ。おいらもすぐ後に続いて飛び出した。直前に上がってきたトンビカーメンバーによると,前から入ってきたのはこの時だけですぐにフォローになってしまったとか。待ったのも準備してたのも完璧ですたね。
最初は喜んで回して上げていた6本ぶりのまともなサーマル。雲の隙間はたくさんあって逃げる方向も開いていたと思ったんだ。
ところが15分で心が折れる。吸い上げが強過ぎて,近寄るにつれて迫力を増す真っ黒な雄大積雲。シンク帯を探して下げて,でも降りたくないのでまた近づくと強烈過ぎる上昇。
でも,栄枯盛衰というか盛者必衰というか諸行無常というか消長遷移というか一栄一落というか・・・元気に発達した勢いはいずれ衰えて行くのが世の習い。
第3から回り込んで新山平で上げたイタグレさんやHいさんに励まされながら粘って飛んでたかいがあって次第に穏やかになってきたのだス。
こんな感じで落ち着いて写真も撮れた。上からBGD/Mac/BGDの順。
穏やかになってきた後はどこに行っても上がるところが探せなくなって4人そろってランディング。一昨日以来だけど,久しぶりに1時間飛べた感じで大満足だす。
ランディングは穏やかな北東,若干吹き降ろしの風になって第3から出たフライヤーが降りてくる。こちらスカイウオークさん飛ぶところを久しぶりに見たような。
グラディエントさんもカッコ良くランディング。飛んでいる時は涼しく快適だったのに地上は汗だく。帰りは噂の紅花畑に寄って,さっきまであの雲の下にいたのかと思うとなんか感動。
 
最後に今日の足跡。
別にどってことないけどこんなところを飛んでいたという記録ですだ。
最高高度は1400位,場所はテーク前と左端の一本松あたり。雲底高度も大体それくらいで雲頂高度は(測りようがないけど)かなり高い感じ。