じじエースの青空TOPへ↑ 2021 フライト日誌へ↑

2021年 12月 10日  七曲
ここは,大きく蛇行する大井川を眼下にフライト出来る雄大なエリア。今年度初めて飛ぶ人には,SkyTEC Flying Academyの宮田校長が安全講習をしてくれる。
分かっていたつもりでも体験して気づくこともあるし,今回は非常に勉強になりました。
テークオフに着いた頃は雲の中。十分一山で見慣れた雲海かと思ったら,ちょっと違う。なにがというと飛んでみないと。
風は穏やかそうだし下が見えてきたならスクール生さんからフライト開始。
おいらも抑えの一本と出てみたら,結構しっかりしたリフトがあったのだス。紫さんと旋回を合わせてサーマルソアリング。
これって,接地逆転層というよりも雲底高度が低かったということでないかいな。ちなみに高低差は700mくらい。
回して上げると雲に入っちゃうし(テークオフレベルだけどね),視界のある方にずらせば,あららいきなりブロッケンまで見えちゃった。なんか,凄く得した気分。
で,30分程飛んだ頃に雲が消えたと思ったらサーマルもなくなった。空気の入れ替えというか雰囲気が変わってきた感じ。とりあえず早めに一本出てみて大正解ですた。
昼過ぎの2本目ではサーマルが探せず,でもLDは強めの南風が入っているので左手の尾根に行ってみてとの無線。降りるところはあるの〜?って聞いたら,先の方に降ろせるし,たぶん降りないとの心強いお言葉(感謝)。行ってみたらまるでハッツキ山状態,穏やかに浮いていられるリッジですた。こういうの大好きです。
雲が張って風も弱まり粘れなくなりそうと早めにランディングに戻る。ビジターはここに降ろすのが基本と書いてあったような気がしたので,いきなり知らないところに飛んで行ったりしない。
このランディング場は風向きが安定してるし河原側には木や障害物がなくとても降ろしやすい。
時間も早かったので持参の自転車でポタリング。この斜面がさっきまで粘ってたリッジ。ここに吹き抜けてきたバレーウインドウが当たるので浮くのは当然か。で,いつの間にか雲が消えて良い感じにソアリングしてる2機。オラはちょっと早まったか・・・
ちなみに,この辺の河原だったらどこに降ろしても良いし,もう少し先のキャンプ場の芝生でも良いとか。
ついでに足を延ばして目についたのが「恋がねの鐘」。恋人二人で鳴らすと良いことがあるとかないとか。
おいらは1人で鳴らしてきたけど,オヤジ2人で鳴らしたなんて人も居たので,それよりはマシかと。
で,すぐ先にある吊り橋。恋鐘橋と言うらしい。歩いてみたけど高所恐怖症のおいらはドキドキもの。でも一本橋には自信があるので渡っていいと言われればバイクで通れちゃうかも。
この下を有名な大井川鉄道のSLや機関車トーマスが走るんだとか。煙を浴びながら見られる特等席だな。
本日の足跡。
2本合わせて1時間以上飛べたので,まぁまぁかと。
それにしてもこの日は暖かかった。全国的に気温が高い日だったらしいが,12月なのに18℃とか。冬でも飛べるようだし要チェックだな。