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2022年 10月 9日  となみ野(富山)
大会は10/8〜10の3日間。その期間中,低気圧と前線が通過,寒気が入って絶望的な予報。初日はガスがかかって山頂が見えてきたと思ったら雨降り。2日目は午後から雨予報のため競技はキャンセルで希望者のフリーフライト。3日目は朝から雨確定なので2日で終了。
このエリアのネックはなんと言っても送電線。下から見るとこんな感じ。
この山は標高が1000m程で白鷹と同じような高さなのだが,150mの平野部から急こう配でそそり立っている感じ。テークオフへ登る道路の脇にはこんな滝があった(落差38mの夫婦滝,さて右左どちらの滝が女滝でしょう?)
テークオフには防草シートがビッシリ張られていた。当初は(南砺市の)NANTOの文字が綺麗だったらしいが今は苔が生えていた。幅は機体を3機広げられる広さで周りに障害物はない。ただ雨上がりはちょっと滑りやすかった。草刈りの手間がかからないのは良いけど,俺は芝生の方が好きかな。
前方はこんな感じ。
白鷹で言えば,萩野あたりの距離から標高150m程の平野が広がっているというイメージかな。パラの下あたりに見える草地は。
こちらの牧草地。ここも綺麗に刈り込んでランディングできる場所。テークオフが995mで牧場管理棟が620mなので,ここに降りたとしても十分一よりも高度差がとれる。
アップにするとこんな感じ。結構広くて降ろすには問題なさそう。下から見るとテークオフのように見えるのに山の上にあるランディングなんですな。
振り返るとこんな感じ。中央の尾根にあるのがパラテークオフ。右のピークに見えるのがハング用テークオフ。左下に見えるのが牧場ランディング。
牧場LDに戻れる高さのうちにどこに降ろすか(前に出すか)判断しなくちゃいけないそうで,高さの目安をレクチャーしてもらえた。ウロウロ粘って低くなってから前に出そうとすると危険がドキドキ。
裾野に送電線と開閉所(変電所みたいなところ),黒部と関西を結ぶ50万X送電線。地上から見て絶対近寄りたくないと思ったけど,もちろん上空は飛行禁止区域。今回は関西電力と北陸電力の職員さんが立会いに来てくれてました。真っすぐ前に出てくれば700m以上の高さがあるので心配したよりは余裕。
中央の小学校のような建物がクラブハウス(というか公民館らしい)
歴史的にも貴重な文化財らしく,ハング/パラの駐機場にしては贅沢な環境。グランドの芝生もフッカフカですた。この辺には芝好きな人が多いのか田圃や道路の法面で芝が綺麗に手入れされてるのをあちこちで見かけたよ。
LDの先にあるのはなんだろうとちょっと前に出してみたら福祉施設と保育園らしい。プールではクジラやイルカが泳いでた。
  
ランディングは30m×100mの田圃が6枚程の広さ。それぞれ1m位の段差があるけど,周りに障害物もなく降ろし易い場所。天気が良ければサーマルバンバンのクロカンエリアという感じでした。
15年ぶりに開催の大会がなければ来ることがなかったかもしれないので,とりあえず下見フライト出来て良かった。