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2024年 11月 23日  七曲(初日)
七曲には大勢のフライヤー(60〜70人ほど)が集まった。テークオフもランディングも空域も広いので混んでいる感じはしない。
スカイテックの宮田校長がエリアや気象状況・フライトプランを分かり易く説明してくれるのが凄くいい。
  
とんびチームが到着したタイミングでテークオフ。
先に出た人達が上がるのを見ていたので,同じようにTO前でいい感じに上がる。
続いて黄色いアーテック姐さんも飛び出した。
南方向につながる尾根の上を南下するのがセオリー。
向い風になるけど進まないほどではないし,サーマルで下がらずに前に出られる。
K長とMティさんはずっと先まで(海まで?)行くのかと思ってみてたら町の上あたりで戻ってきた。似たような機体が結構低く山肌を飛んでいるようで心配したけど,こちらの高度があったからそう見えたみたい。問題なく上げ直して飛んでた様子。
北側を振り返るとこんな感じ。
尾根上に出来た雲は2000mほどで,その下を飛ぶだけでいい感じに吸い上げてくれる。しっかり上がるけどそれほど荒れている感じはない。
もう少し尾根上を飛んで様子を見ても良かったのだが,川向かいの権現山(だったかな?)に向ってみた。クロカン狙いの人達が飛んでいるのが見えてて,それほど上がって無さそうなのでちょっと早過ぎだったかも。一応サーマルにあたったけど,尾根上に比べて上がりが悪い。
川向かいから戻ってTOまで上げ直したかったけど,LD北側の斜面に南風が入っていない。夕方にはバレーウインドーで癒しのリッジ帯になると聞いたのにまだちょっと早かったか。
LDの上で回してたのは白鷹チームのADさん。そのサーマルに混ぜてもらっても上げ切れず,またまた諦めの早さが出てしまった。
ここのランディングは広くて長くて周りに障害物もなく,風向きも安定しているので降ろし易い。万がイチ,届かなくなっても河川敷など降ろせる場所はいくらでもある。高低差も700mもあるので滞空時間も稼げるし,至れり尽くせりのエリア。
300m以上とかまだまだ高度があるのに,ここまで出て降ろす態勢になってしまいがちなのがもったいない。
時間はあったので午後の2本目。朝からのグッドコンディションがずっと続いていて,出てすぐのサーマルで2000m。しかも穏やかで,こんなに簡単に上がってしまっていいのかという感じ。聞けばこういうコンディションはしばらく続くことが多いとか。上から撮ったTO,高過ぎて停めてある車も見えない。
  
2本目も川向かいまでぐるっと回って,またまた北側の尾根沿いに戻る。
向い風が強まれば前に進まずLDへ戻れなくなるのではと懸念するけど,逆にリッジで上がるようになるので大丈夫らしい。
2本目は少しだけ穏やかリッジソアリング。TOまで戻る三角パイロンの達成を諦めてしまったけど,軌跡を見るとちゃんと戻れるコンディションだったみたい。
今日の足跡。
2本ともほぼ同じコースでくるっと回ってきただけでも,この三角の一辺が5km位あるので飛んだ満足感が大きい。
エリアの人達も優しくていい雰囲気なので,冬の間はここに住み着きたくなってしまう。