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2025年 3月 9日  由良
朝は鶴岡市内で結構な雨降り,海の方は明るくてこういう時は良くなる事が多い。ほぼ無風だった風も昼頃から吹いてきた。海の色が黒っぽい部分が近づいてくると風が入って来るという大ベテランさんの読み通り。
   
その風を待てずに,弱いだろうと由良トップまで担ぎ上げ。中段でセットしてた白いOzoneさんが出た頃には結構しっかりした風が入ってきたように見えた。
でも,まだ南っぽくてパワーが足りなかったようでランディング,すぐに機体を担いだままリフライトに上がってきたのが素晴らしい。
由良トップでは白スイングさんからテークオフ。既に強めの風が入っていたけど難なく飛んで行った。さすがです,素晴らしい。
エアデザインのライズ5さん,ちょっと怪しかったけど無事に飛んで行った。経験豊富な彼に,このエリアは初めてだろうと余計なアドバイスをしてしまったか。機体を途中で修正しようとすると飛ばされるからしっかり形を作ってから立ち上げた方が良いよ!なんてフラッグをたてて自分で即回収することになるなんて。。。
俺が出ようとした頃にはかなり強めの風になっていた。
機体がバタバタ暴れる状態で綺麗に形を作るなんて無理っぽくて,インテークから風を入れながら広げようとしたら右翼が・・・修正しようとしたけど,後に飛ばされそうになりながら藪の中へ。
一応落ち着いてラインをチェックして仕切り直し。ところが今度は自分がキャノピーの中心になってないのを修正しようとした結果,右にくるっと回って再度藪の中へ・・・。すぐ上ではソアリング中の皆さんが見守っている。きっと「なにやってんだよ,下手くそだなぁ〜」なんて思っていることかと。
以前,何回も失敗するSさんを上から見てたことがあるけど,彼の気持ちが分かったような気がした。
3度目の挑戦はツルがラインに絡まってて,立ち上げを止めようと機体を降ろそうとした途端にそれが外れてちゃんとした形になった。じゃそのまま立ち上げようとしたら勢いが付き過ぎて浮かされてしまう。機体がちゃんとした形になるようにコントロールしたのは良いのだが・・・
バックしながら浮いて山の中に飛ばされそう(-_-;)
フル万歳したけど前に進まず,アクセルを踏もうにもその余裕がなく,リッジ帯よりも後ろ側に行ったせいか垂直降下。なんと,草を刈ってる場所の最後部付近に足が付いたので機体に異常がないことを見上げて確認しながら前に体重をかけて1〜2歩。こんなテークオフはダメダメだな。
とりあえず無事に出られたけど,動きが怪しくて機体に異常がないか何度も見上げてしまう。
原因は上にある雲のパワーでゴツゴツした吸い上げがあって風向きも南っぽくて強いせいと判断。リッジ帯でパワフル過ぎる上昇の後,南側に出て外れると風が死んでるみたいなシンク。
下から見ると水玉みたいで横からはこんな風に見えるデザインは ICARO の機体だったかな。今日は新潟方面から4名のお客さまが来てくれて由良としては大賑わい。皆さん無事に飛べてここの風を楽しまれた様子。でも,今日みたいな風がホントの由良じゃなくて,良い時はもっと癒し的な穏やかな風なんです。
飛んでいられないほど悪い風ではなかったけど,皆さん満足して降りてるしゴツゴツした南風は微妙に楽しくないし,飛ぶまでに時間がかかってしまったのもあって謙虚にフライト終了。
こんな失敗や良くない風のイメージを払拭するためにも,近いうちにリベンジに行かねば。