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2025年 3月 10日  由良
朝から風向きは良い。ちょっと弱めだが北に振れて飛べなくなってしまう可能性もあるということで早めにトップまで担ぎ上げて飛んでみる。
昨日のバカみたいな風に比べれば穏やかで出易い。パラってこういう風で飛ぶもんなんだよなぁ(昨日の風は何だったんだろう。)
尾根前を往復してもテークオフレベルに居られる。ということは,もう少し巧く飛べばなんとか上げられたのかもしれない。でもやっぱりパワーが足りない感じ。
粘り切れずに徐々に下がってきたところでオレンジリトルさんも飛んできた。斜面全体のリッジじゃなくて,部分的にサーマルっぽいリフトはあったんだけど,これで粘るのはちょっと厳しいということでランディング。とりあえず抑えの一本という訳じゃないけどネ。
由良の番人さんもトップから出て結構粘ってた。トンビも出てきて一緒にソアリングしてるように見えたけど,上げ切るのは難しかったみたい。
2本目は機体はそのままでハーネスをチェンジ。上まで担ぎ上げるのに軽い方が良いし,寒さは大したことがなく風も弱いのでポッドは不要,エアバッグのイージネスが良いと選択してみた。結果は正解で,あっさりとテークオフ前で上げて北側斜面に出ることが出来たよ。
油戸まで行ってもあまり上がらず戻ってきた頃,中段から出たお師匠さまも北斜面に上げてきた。斜面に写る機体の影の近くで勢いよく動くものが目に入り,よく見ると結構大きなイノシシが爆走,猪突猛進とはよく言ったもんだ。
周辺を掘り返して荒らしてる犯人なので斜面に寄って上から『くおらぁ〜!』って怒鳴っておいた。
オレンジさん3本目のテークオフ。十分一山よりも高低差がある100m×3本を担ぎ上げるって元気過ぎ,
上の機体のお師匠さまも少し下がったみたいで,ちょうど渋くなったタイミングだったのか粘り切れなかったみたい。
俺は北側斜面で上げたけど,北風リッジが強いわけでもなくサーマルっぽい風。TO前のメイン斜面でもイイ感じに上がる時もあった。
お師匠さまの後を追いかけて2回目の油戸,やっぱりあまり上がらない。
遠くに見える真っ白な鳥海山が綺麗だった。
  
南のトンネル山の前で粘ってるように見えて俺も追いかけてみたけど,やっぱりここもそれほど上がらず。まぁ前に出られただけ風が強くなかったということか。
穏やかな癒しのフライトを満喫して,やっぱり由良はこうでなくちゃと満足のランディング。
昨日のリベンジフライト成功したどぉ〜。
今日の足跡。
油戸側よりも北側斜面のサーマルでよく上がって,このまま回しながら荒倉山の前まで流して行けないかと意識したけど,300m近くになると見失う。テークオフの上のサーマルも良い感じの上昇だと思っても途中で消えるみたいな感じ。逆転層があったのかなぁ〜
荒れてるわけでもなくシンクが強い場所もなく,心穏やかに飛べたので大満足だす。