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2025年 4月 12日  COO大会
2日目は絶望的な雨予報。初日だけでも飛べればいいと期待したら朝からかなり強めの北東風で雲の流れも速い。この時点で飛べるのかと弱気になってしまったが,雲がはってくると少し落ち着いてきた感じでタスクも決まりフライト開始。
と言いながらもやっぱり強めでアクロバティックなテークオフを見るとこっちがドキドキしてくる。怪しい風でも皆さん飛ばされたりツリーした人はいなかったのはさすが。前に来た時もこんな状況の時があって,絶対飛べない強風と思ったのにNASAトップから出てソアリングしてた事があったのを思い出した。このテークオフは吹き抜けて周りよりも強く吹く場所かもしれない。
飛んでる人達を見ればそれほど揺れたり怪しい動きは無さそうなのだが,出ようと思った頃に更に強くなって一旦ゲートクローズ。曇れば収まって晴れれば強くなるパターンか。やっぱり良さそうな時にさっさと出るべきだったかも。
少し落ち着いたタイミングで再開。
立ち上げと同時に持ち上げられ尻もちついて,2人からサポートされながら垂直上昇していったのはコーデックスさんかな。
強さ的には4〜5m/s程度,体感では時折6〜7m/sか?由良なら下段から出て上がりそうな風。
対地10km/h程度でNASA前まで出してすぐにサーマルヒット。この時点でタスクスタート時間になってしまったけど,時間はあまり気にしていなかった。尾根上の三角を回ったら西へ距離を延ばしてゴールできた時だけ時間は影響するはず。
とりあえず風車手前のスタートパイロンに入るが,高さは余裕がないので風車のCTRに入らないよう折り返し。上げきりたいけどあまり上がらず後ろ側に流されるのも嫌だった。というか,陽が当たってる前方(LD付近)で上がってるタイミングが多かったような気がする。
他の機体がいるうちはサーマルの場所が分かり易くて良かったのだが,レース中の皆さんはいつまでもウロウロしてなくて次第に機体が少なくなると上げられない。やっぱり早めに出てみんなと一緒に飛ばないとダメだな。
東風が強くなってきたようで上がる場所が少なくなったのか(探せなくなっただけかも),尾根より高いうちに裏側へ流す。この時はフォローに乗って対地速度時々60km/hオーバー。シンクもそれほどではなく桜の花に囲まれたグランド(あるいは石切り場?)付近でリーサイドのサーマルにあたって回す。
今回の足跡。
山の西側のサーマルで回すとかなり流されていた。あとで聞いたがこういうのを手裏剣状態というらしい。上がってるなら(キープ出来ているなら)そのままこのサーマルにしがみ付いておくべきなんだろうけど,変に切り返したり周りを探ったりして見失うのが悪い癖。上にある雲まで上がらなくても,悪あがきよりはガマンが大事か。GOPRO動画を見るとそこは逆だろうと言いたくなる所がいくつもあった。
翌日のログ解析お勉強会。
タスクポイントの考え方や風情報やゴール者の軌跡やいろんなデータがあって凄く勉強になったし,FBでデータを共有してくれるのはホントに素晴らしい。
対地100m程度から復活してゴールした人もいたようで,雲につけて楽々ゴールだった訳ではなく,山の西のシンクも強くてコンディション的には俺とあまり変わらなかったみたい。
雨で早めの解散になったので下道を通って地上クロカン。茂木〜烏山〜馬頭〜白河〜会津若松〜喜多方〜大峠を通って帰宅。小雨で色が映える各地の桜を鑑賞しながら,生イチゴソフトや焼きイモたい焼きや喜多方ラーメンが美味しかった。